事業内容
岩手県歯科医師会、各地区歯科医師会では行政やさまざまな団体と協力して、健診などを実施し、幅広い世代や環境に対応した歯や口の健康保持に寄与しております。
健診事業
- ・妊産婦歯科健診(事業主体:市町村、委託先:各地区歯科医師会)
- ・乳幼児歯科健診(事業主体:市町村、委託先;各地区歯科医師会)
- ・成人歯科健診、歯周病健診(事業主体:市町村、委託先:各地区歯科医師会)
- ・後期高齢者歯科健康診査(事業主体:市町村、委託先:岩手県歯科医師会)
- ・幼稚園・保育所歯科健診(事業主体:各幼稚園・保育園)
- ・学校歯科健診(事業主体:市町村(公立小・中学校)岩手県(公立高校))
- ・事業所歯科健診
お口は健康の入り口です。仕事を頑張るためにも、お口の健康はかかせません。 定年退職後さらに20年以上の食生活があなたを待っています。 あなたのお口の健康は、みんなのためにもなる事です。
事業所歯科検診を希望の事業所の方は、岩手県歯科医師会 TEL.019-621-8020までご連絡下さい。
・岩手県後期高齢者歯科健診事業(市町村委託事業)
75歳の誕生日を迎えた方を対象に歯科健診を無料で実施いたしております。
詳細につきましては、各市町村の後期高齢者担当部署にお問合せ下さい。
・協会けんぽ歯科健診
全国健康保険協会管掌健康保険の加入者に対して、う蝕、歯周病、歯の喪失等の早期発見・早期治療の取り組みを推進しております。歯科疾患及び生活習慣病の発症と重症化を予防し、医療費適正化及び健康の保持増進を図っております。詳細につきましては、全国健康保険協会岩手支部 TEL.019-604-9018にお問合せ下さい。
・歯牙酸蝕症健診(特殊歯科健診)
歯牙酸蝕症とは、細菌とは関係しない酸溶解によるエナメル質や象牙質の消失を起こす多要因性のプロセスであり、すべての年齢群に影響します。
塩酸、硝酸、硫酸、亜硫酸、フッ化水素、黄りんその他歯又はその支持組織に有害な物のガス、蒸気又は粉じんを発散する場所における業務に従事する労働者に対しては、6ヶ月以内ごとに歯科医師による健康診断が義務付けられています。 歯牙酸蝕症健診(特殊歯科健診)を希望の事業所の方は、岩手県歯科医師会TEL.019-621-8020までご連絡下さい。
・障がい児・者及び要介護高齢者等歯科保健サービス提供事業
障がい児・者施設及び高齢者施設の入所者に対して歯科健診、歯科保健指導、口腔ケア等の歯科保健サービスの実施、施設職員等に対して日常的な口腔ケアの実施方法を無料で提供いたします。事業の申込みは、岩手県歯科医師会TEL.019-621-8020までご連絡下さい。
その他事業
・訪問歯科
介護施設や在宅の外来受診困難者等のニーズに応えるため、窓口を設置しております。在宅歯科医療等に関する事についてご相談下さい。
岩手県在宅歯科医療連携室 TEL.0120-8020-25
・新イー歯トーブ8020コンクール表彰
20本以上残存歯があり、充分機能していて健康な方を表彰致します。
自薦他薦を問わず上記対象者に該当する方は、歯科医院へ申込み下さい。
所定の条件を満たした80歳(80歳~89歳)、90歳(90歳~94歳)、95歳以上の3段階での表彰し、応募者全員に8020認定者とし表彰状を贈呈致します。また、100歳における達成者を特別表彰として表彰します。
・図画・ポスター・標語コンクール
図画・ポスター・標語コンクール」は、次の世代を担う幼児、児童生徒への口腔保健に関する理解と認識を高める目的で毎年、実施しています。
対 象 |
幼稚園の部:図画 保育園の部:図画 小学校1年生~小学校6年生の部:図画またはポスター 中学校1年生~中学校3年生の部:ポスター 高等学校の部:ポスター 特別支援学校の部:図画またはポスター 義務教育学校の部:前期・図画またはポスター 後期・ポスター |
---|
・岩手県学校歯科保健優良校表彰
文部科学省『「生きる力」をはぐくむ学校での歯・口の健康づくり』の理念に基づき、学校教育目標の具現化を目指した活動を推進し、全県的に範とするに足る成果を上げた幼稚園(幼稚園型及び幼保連携型認定こども園を含む)、保育園(所)小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・義務教育学校の表彰しております。最優秀校は全日本学校歯科保健優良校表彰(日本学校歯科医会主催)へ推薦し、過去にも文部科学大臣表彰を受賞した学校もあります。
・イー歯トーブ笑顔の写真コンテスト
重要な視点となる口元は、歯科と直結し、笑顔の写真を通して多くの世代の県民の健康づくり(歯と健康との関係)のイメージアップして頂きます。
応募対象者は、岩手県内在住の方(一般部門・学生部門)です。詳細につきましては、岩手県歯科医師会 TEL.019-621-8020までご連絡下さい
・スポーツマウスガード製作
口腔外傷の内訳は、約70%が軟組織の損傷であり、マウスガードの効果は、「歯の破折や脱臼の予防」、「軟組織の損傷の予防」、「脳震盪の予防」です。岩手県歯科医師会では、特にコンタクトスポーツ選手にスポーツマウスガードの装着を進めております。
・身元不明者の歯牙所見を用いた身元確認作業
大規模災害や大きな事故が発生した際には、歯科医療救護活動と共に身元不明死体の身元確認(個人識別)が都道府県歯科医師会および郡市区歯科医師会に求められております。岩手県歯科医師会では、東日本大震災での教訓を生かし地域における通常の身元確認作業の充実並びに大規模災害、事故時における歯科医師会としての初動体制の確立と個体識別・身元確認の合同研修会を定期的に行っております。
・8020健康フェスタ
6月4日から10日までの歯と口の健康週間にあわせ、関係機関と連携をとりながら岩手県民に対し、むし歯予防のみならず「食生活と歯科」「スポーツと歯科」「生活習慣病と歯科」など、歯と口の健康がもたらす体への影響を様々な観点から取り上げ、県民の健康づくりを目的として実施しております。岩手県歯科医師会館(8020プラザ)を県民に開放し、施設への親近感と歯科医師会の日常的な取り組みなどを発信しております。
内 容 |
(1)特別講演 (2)キャラクターショー (3)体験学習コーナー |
---|
・医科歯科連携推進事業(がん連携、糖尿病連携)
平成22年8月より日本歯科医師会と国立がん研究センターが、がん患者の合併症軽減等を目的とした連携事業を開始しております。本県においても、診療連携拠点病院等と連携し、がん患者が県内どこでも安心して歯科治療を受けることができるよう診療体制の確立を行っております。比較的血糖値が高いと思われる患者に対し、歯科医院での血糖値の測定を行い、血糖値の高い患者を糖尿病専門医に紹介しております。