口腔がん検診

かかりつけ歯科医にみてもらいましょう「口腔がん検診」

岩手県歯科医師会では平成22年度より岩手医科大学歯学部と連携して、口腔がん検診事業を展開しています。県内ほぼすべての会員歯科診療所にて、通常診療および定期検診に含めて口腔がん検診も行っています。口腔がんが疑われる場合には岩手医科大学歯学部などの専門機関を紹介し、精密検査や治療へとスムーズに移行できるシステムとなっています。通常診療やむし歯・歯周病などの予防のための定期検診時と一緒に口腔がん検診を受ける場合には特別な検診料はかかりません。かかりつけ歯科医を持って、定期的にむし歯・歯周病とともに口腔がんの予防や検診をお勧めします。

kokugan

県内のかかりつけ歯科医でこんなポスター見たことありませんか?

「口腔がん」とは・・・

Q.えっ! 口の中にも「がん」ができるの?

口の中にできるがんを「口腔がん」と言って、舌にできるがん(舌癌)、上顎と下顎の歯肉にできるがん(歯肉癌)、舌と歯肉の間の口底にできるがん(口底癌)、頬の内側にできるがん(頬粘膜癌)、口の中の天井にできるがん(口蓋癌)、上下の口唇にできるがん(口唇癌)や唾液をつくる組織にできるがん(唾液腺癌)などの総称です。そのうち、舌にできるがんが最も多く約半数が舌癌です。口腔がんは悪性腫瘍全体の約2%ですが、増え続けていて近年では年間約8,000人が発症していると言われています。

Q.口腔がんの原因を教えて?

口腔がんの局所的な原因は、むし歯や合わなくなった詰め物や入れ歯による舌や歯肉への持続的な刺激や、お口の中の不衛生です。それに、タバコとアルコールなどの生活習慣も影響します。特にタバコとアルコールの同時摂取は、発癌性物質を口腔内に吸収しやすくすると言われています。タバコの副流煙にも多くの発癌性物質を含んでいますので、タバコを吸わない人も注意が必要です。

Q.口腔がんの予防法は?

定期的に歯科検診を受けることで、お口の不具合を事前に発見して修復・調整したり、むし歯や歯周病の予防をして、結果的に口腔がんの予防にもなります。そして、もし口腔がんになってしまったとしても、初期症状のうちに発見することができます。初期の段階で発見できれば完治できる可能性が高いのです。何よりも口の中の変化に気付いてくれるかかりつけの歯医者さんで定期的な検査を受けることが最大の予防策です。

Q.口腔がんは自分でチェックできるの?

2週間以上続くような口内炎や口の中の傷の治りが長引けば要注意です。その他、痛み、しこり、赤い斑点や白い斑点、出血、唇や舌のしびれ、味かしないなどが続く場合があります。