岩手県民の皆様へ

岩手県民の皆様へ

新型コロナウイルス感染症が中国に端を発し、世界中に広まっています。日本でも感染の状態に地域の差こそあれ、日本中に広まっています。岩手県では感染者が見つかっていないものの、いつでも感染の恐れはあるものと、「三密を避ける」、「手洗いの励行」、「マスクの着用」、「不要不急の外出を避ける」など必要な備えをして下さい。
このような状況の中で、歯科医師会から県民の皆様に幾つかお知らせしたいことがあります。
まず、お口の清潔が肺炎予防に効果があることは既に知られています。家に閉じこもっていると、ついつい歯磨き、うがいを軽視しがちになります。肺炎予防に繋がる口腔衛生の取り組みを実施して下さい。
また、多くの医療関係者が、家に閉じこもりがちになると起こりやすいこととして、栄養、運動、人との繋がり、この3つが不足すると指摘しています。お口に問題があれば栄養も十分取れませんし、お話もしにくくなるかもしれません。歯やお口の機能が衰えないように、歯・口の治療とお手入れを忘れずにしましょう。
しかし、歯科医院に行くことへの不安があるかもしれません。今、岩手県内の歯科医院では検温の実施や健康状態の問診を行い、感染の危険性を把握しています。同時に、待合室での三密を避けるなどの配慮をしているほか、診療室内では感染を防ぐための消毒や装備を標準化して感染予防に臨んでいます。さらに心配のある方には相談センターへの連絡をお薦めするなどの対応をしています。
新型コロナウイルス感染症が鎮静化して、一刻も早く穏やかで健康な生活が取り戻せることを岩手県歯科医師会は望んでいます。そのための取り組みを地域のかかりつけ歯科医として果たして参りますので、お気軽に皆様のかかりつけ歯科医にご心配なことはご相談ください。

令和2年5月

一般社団法人岩手県歯科医師会会長 佐藤 保